清潭洞 청담동
ラグジュアリーブランドが軒を連ねる、ソウル最上層の大人の街
最寄駅
客層
ソウル 25 区 · 漢江の江南
どんな街?
清潭洞(청담동)は、ソウルで「最も格式が高い」と言われる街です。江南区の北端、漢江のほとりに近いエリアで、シャネル・ディオール・루이비통がまとまって並ぶ「清潭名品街(청담동 명품거리)」が中心軸になっています。
狎鴎亭ロデオが「実験的フラグシップ」の通りだとすると、清潭は「ブランドの正規旗艦」の通り。新作を発表するためのカルチャースペースを構えたり、ギャラリーを隣接させたりと、ブランドが「コンセプトごとみせる」場として使っているのが特徴です。
Gentle Monster の複合施設「ハウス ドサン(하우스 도산)」は、ブランドショップ・香水店・デザートカフェが5階建てにまとまったランドマーク。モロッコ発の Bacha Coffee が韓国1号店をここに構えたように、国際的なプレミアムブランドが清潭を「韓国の玄関口」として選ぶ流れが続いています。
客層
30〜40代が主役の街です。同伴で来るカップルやビジネス層が多く、家族連れや学生グループはほとんど見かけません。平日の昼は商談帰りのビジネスパーソン、夜はワインバーを目指す大人のデュオ。週末はブランドショッピングを目当てにした30代女性が増えます。
観光客も来ますが、明洞のような「ツアー客の団体」ではなく、韓国ファッションやビューティーに詳しいインディペンデントな旅行者が中心。英語対応店が比較的多く、ブランド店のスタッフは英語で接客してくれるところもあります。
街のあゆみ
清潭洞が高級住宅地として開発されたのは1970年代後半。1980〜90年代に百貨店や外資ブランドが相次いで進出し、韓国有数の高級商業地として地位を固めました。
2010年代には Gentle Monster など韓国発のハイセンスブランドが道沿いに旗艦店を開き、「名品街+韓国ローカルブランド」という独自の構成が生まれました。2021年以降はコロナ禍を経ても高額消費の落ち込みが小さく、他エリアが冷え込む中でも専門家から「清潭だけ堅調」と評される場面が続いています。
歩きかた
最寄りは地下鉄7号線・清潭駅(청담)ですが、狎鴎亭駅(3号線)から歩いて来る人も多いです。メインの道沿いは驚くほど静かで、ショーウィンドウを眺めながら歩くだけでも絵になります。
夜はワインバーや隠れ家レストランが本番。路地に入ると一気にプライベート感が増します。ハウス ドサン周辺の「道山大路(도산대로)」エリアは、ブランド店とカフェが交互に並ぶコンパクトな一帯。ここだけで半日は充実します。駐車難があるので公共交通機関推奨。