SEOUL AREAS — ソウル エリア図鑑 50 エリア収録 / 最終改訂 2026-04-20
定番 中区중구チュング

明洞 명동ミョンドン

観光客が戻った半島の中心、コスメと屋台と聖堂の丘

最寄駅

4 명동ミョンドン 明洞

客層

10-20代 35% 30-40代 40% 50代以上 25%
江北 중구チュング 中区
Han River · 한강

ソウル 25 区 · 漢江の江北

観光中心コスメ屋台免税店

どんな街?

明洞(명동ミョンドン)はソウル中区、清渓川(청계천チョンゲチョン)と南山(남산ナムサン)の間に広がる、韓国で一番知名度の高い繁華街です。植民地期には京城の銀座と呼ばれた商業地で、その系譜がいまの賑わいに直通してます。

路面店と地下街が織り合っていて、主軸の明洞通りから一本外れると、一気に静かな路地になるのが面白いところ。中心にあるのは明洞聖堂(명동성당ミョンドン ソンダン)です。ゴシック様式の大聖堂が丘の高所に立っていて、どこから撮っても背景に入ってくる、街の目印みたいな存在。

駅から聖堂まで徒歩 7 分の距離に、コスメのロードショップ、化粧品の免税店、屋台、カルグクス・サムゲタン・コムタンの老舗が総動員で並びます。「観光ガイドに載ってる店」がそのまま路面に出ている、迷いようがない街です。

客層

コロナ禍で一時ぽっかり空いた観光客は、2023 年以降に一気に戻ってきました。平日でも十分な人波があって、空き店舗も明らかに減っています。

日本・中国・台湾・東南アジアの団体客・個人客、そして国内の地方からの観光客が中心。20 代のコスメ目当てから 50 代の老舗めぐりまで、年齢層の幅が他のエリアよりぐんと広いのが明洞らしさです。

英語・日本語・中国語は主要店舗で通ります。コスメ店はスタッフの言語札(「日本語 OK」「中文 OK」)を明確に出していて、話しかけた瞬間に切り替えてくれます。屋台は韓国語中心ですが、価格表示があるので指差しで問題なし。

街のあゆみ

1970 年代に新世界百貨店・ロッテ百貨店の進出で、現在の繁華街の骨格ができました。1990 年代末の IMF 危機後、観光免税制度の整備で外国人観光比率が急上昇。2010 年代半ばに中国人団体客の圧力で一度ピークを迎えたあと、2017 年の THAAD 問題と 2020 年のコロナで、客足が二度底を打ちます。

2023 年以降、観光客の戻りで閉店していた路面店の多くが再開しました。屋台の数も戻り、2026 年の今は「観光客が戻った中心街」としてしっかり再稼働しています。

街の骨格は変わらず、主役が入れ替わる街でもない。明洞はずっと明洞のまま、でいいと思います。

歩きかた

ベストは平日の午前 10-12 時。団体客の動線が固まる午後より、ぐっと空いてます。主要ルートは「明洞駅 6 番出口 → 明洞通り → 明洞聖堂 → 南山ケーブルカー乗り場」。屋台が立ち並ぶのは夕方 16 時以降で、21 時過ぎまでが主な営業時間です。

老舗のコムタン・カルグクス系は 日曜休みが多い ので要注意。名物店は昼過ぎに材料切れで閉まることもあるので、河東館(하동관ハドングァン)や明洞餃子(명동교자ミョンドンキョジャ)は 11 時台の入店が確実です。

コスメ店は 22 時まで営業のところが多いので、夜の買い物動線に向きます。買ってすぐホテルに戻れるのが、明洞のシンプルな強みです。

このあと、どこへ