SEOUL AREAS — ソウル エリア図鑑 50 エリア収録 / 最終改訂 2026-04-20
古参 鍾路区종로구チョンノグ

光化門 광화문クァンファムン

景福宮と官庁とメディア。ソウルの公的な背骨です

最寄駅

5 광화문クァンファムン 光化門

客層

10-20代 18% 30-40代 47% 50代以上 35%
江北 종로구チョンノグ 鍾路区
Han River · 한강 鍾路

ソウル 25 区 · 漢江の江北

官庁街メディア光化門広場オフィス書店

どんな街?

光化門(광화문クァンファムン)は、景福宮(경복궁キョンボックン)の正門を背にして南に伸びる光化門広場(광화문광장クァンファムン広場)を軸にしたエリアです。政府機関、新聞社、大企業の本社、大きな書店。ソウルの「公的な背骨」みたいな街。

世宗大路(세종대로セジョンデロ)の両側には、世宗文化会館、教保生命ビル、東亜日報社、朝鮮日報社、米国大使館。広場の真ん中には、李舜臣将軍像と世宗大王像が向き合うように立っています。

2022 年に広場は作り直されて、歩行者のための空間がぐっと広がりました。週末は野外展示やパフォーマンスの会場にもなります。

2022 年に大統領執務室が龍山へ移る前は、青瓦台も光化門の裏手にありました。いまも外交公館や省庁、大手メディアの多くがこのあたりに残っていて、政治集会やデモの舞台になる頻度は高め。平日も週末も、何かしら催しに遭遇する、ちょっと独特なエリアです。

客層

平日の昼は、官庁・メディア・大企業に勤める 30〜40 代が主役。スーツ姿の比率が、他のエリアよりひとつ多めに見えます。夕方以降は教保文庫地下に吸い寄せられる学生や読書客が混ざって、週末は景福宮を目指す観光客が広場を通っていきます。

英語表記は広場や大きな商業ビルを中心にちゃんと整備されていて、観光側にやさしい街並み。一方、裏通りの昼食街(피맛골跡地のディ・タワー地下など)に入ると、地元ワーカー向けの韓国語メインの食堂が主流に戻ります。

昼間は 30〜40 代が突出して多い反面、夜のエンタメ需要は弱め。鍾路・光化門は「定時に仕事を終えたら、人がさっと帰ってしまう街」という顔も持っています。

街のあゆみ

景福宮の正門としての光化門は、1395 年の朝鮮王朝創設までさかのぼります。ただ「広場と官庁の街」としての今の姿ができたのは 1970 年代。5 号線光化門駅は 1996 年に開業、2009 年に光化門広場が歩行者空間として作られ、2022 年の再整備で車線が削られて広場がさらに広がりました。

李舜臣像は 1968 年、世宗大王像は 2009 年の設置。教保文庫は 1981 年、地下広場を書店に変えた先駆けで、「待ち合わせは光化門教保で」というソウル市民の習慣はここから生まれました。

集会、国葬、祝祭——国家的な催事の主舞台という役割は、通りの使い方は変わっても、ずっと続いています。

歩きかた

景福宮の観覧とあわせるなら午前 9〜11 時。広場の散歩は夕方 17 時以降が光もきれいで、建物のスケールが映えます。

週末は集会が入ることが多く、5 号線광화문クァンファムン駅 2 番出口以北は通行規制が出ることもあるので、予定を入れる日は事前チェックを。

昼食どきはディ・タワー(디타워ディタワー)地下や세종로の食堂街が混むので、11:30 までに入るか 13:30 以降に。夏の広場は日陰が少なくてベンチも限られるので、教保文庫地下や세종문화회관のロビーを休憩拠点に入れておくと、楽に回れます。

このあと、どこへ