SEOUL AREAS — ソウル エリア図鑑 50 エリア収録 / 最終改訂 2026-04-20
古参 中区중구チュング

ソウル駅 서울역ソウルヨク

韓国鉄道の出発点。旧駅舎と再開発が隣で共存する交通の玄関口

最寄駅

1 서울역ソウルヨク ソウル駅
4 서울역ソウルヨク ソウル駅
A 서울역ソウルヨク ソウル駅
K 서울역ソウルヨク ソウル駅

客層

10-20代 20% 30-40代 42% 50代以上 38%
江北 중구チュング 中区
Han River · 한강

ソウル 25 区 · 漢江の江北

鉄道の玄関口旧駅舎都市再生空港アクセス通過する街

どんな街?

ソウル駅(서울역ソウルヨク)は、韓国の鉄道が束になって出発する場所です。地下鉄・KTX・空港鉄道・京義中央線——4 路線が重なるターミナルで、仁川空港からソウルへの最短ルートでもあります。「滞在する街」というより「通過する街」として機能してきました。

駅の東側に立つのが、1925 年建造の旧ソウル駅舎です。当時の朝鮮総督府鉄道局が建てたルネサンス様式の赤レンガ建物で、2004 年に新駅舎が完成してからは「文化駅ソウル 284(문화역서울284ムナヨクソウル イペクパルサ)」として複合文化施設に転用されました。内部には当時の待合室やレストランが残っており、展示を見ながら建物そのものを体験できます。

駅の西口から延びる高架は、1970 年建設の車道を 2017 年に歩行者専用緑道に転換した「ソウロ 7017(서울로7017ソウルロ チルゴンイルチル)」です。全長約 1km のデッキに 2 万 4000 株の植物が植えられ、ソウル駅の構内越しに南山タワー(남산ナムサン)を望む夜景スポットになっています。

客層

利用者は広い年齢層に分かれています。KTX・空港鉄道を使う出張客・旅行者が多く、スーツケース持参の人の比率はソウル全域でも高い方です。旧駅舎の展示には建築や歴史に関心のある層が訪れ、ソウロ 7017 には散歩目的の地元の人も多い。

英語表示は空港鉄道乗り場や主要案内板には揃っているので、初めてソウルに来る旅行者でも最低限は動けます。ただし周辺の食堂やカフェは韓国語中心。站内のチェーン店やコンビニが英語対応の窓口になることが多いです。

街のあゆみ

1900 年に「南大門停車場」として開業し、植民地期に「京城駅」、解放後に「ソウル駅」と改称されました。1925 年完成の現旧駅舎は、当時の東アジアでも有数の規模を持つ鉄道ターミナルでした。

2004 年、KTX 開通に合わせて新駅舎が開業し、旧駅舎は用途を失います。2011 年に「문화역서울284」として再出発。284 という番号は旧駅舎の文化財指定番号から取っています。2017 年のソウロ 7017 開通は、駅周辺に歩く楽しみをはじめて加えた再開発事業として注目されました。

歩きかた

旧駅舎(文化駅ソウル 284)は火〜日の 10 時〜19 時が目安(企画展により変動)。入場は無料のことが多く、事前確認をおすすめします。ソウロ 7017 は 24 時間歩けますが、夜の景色が格別なので夕暮れ前後が狙い目です。

駅裏の後岩洞(후암동フアムドン)は、南山の麓の静かな住宅街です。古い民家の路地に若いカフェが点在しており、旧駅舎から徒歩 10 分ほどで別の空気感の場所に出られます。ソウル駅から明洞(명동ミョンドン)へは南へ 10 分歩くか、地下鉄 1 駅です。

このあと、どこへ